江古田での自由な一人暮らし

今から14年ほど前、東京都練馬区の江古田で8年ほど一人暮らしをしていました。

実家の両親は厳格な人でなかなか一人暮らしを許してくれませんでしたが、
専門学校に通うことを理由に部屋を勝手に決め、事後承諾という形で上京しました。

初めての一人暮らしは家賃2万8千円の女性専用、風呂なしトイレ共同で、
不動産屋も厳密に築何年かわからないほど古いアパートでしたが、
恐らく戦前に建てられたらしいとのことでした。

6畳1間と押入れ、水道とガス台だけがある質素な部屋でしたが、
早く親もとから離れたい一心での一人暮らしだったので、初めて部屋に入ったときは、
ここが自分だけの城になると思い、とても嬉しく感じました。

もともと料理は苦手なので自炊もしませんでしたが、江古田には大学が3つもあり、
安くておいしい定食屋や居酒屋、スーパー、100円均一のお店などが充実していて、
とても便利でした。

昔から江古田にいる地元の人たちがやっている家具の中古店やパン屋などがあり、
引っ越したときの家具は全て江古田で揃えました。

また、帰りが遅くなったときも、江古田には遅くまで飲んでいる若い人たちが
夜でもたくさんいるので、誰もいない夜道をこわごわ歩くということもあまりありませんでした。

アパートの近くには銭湯が2軒あり、代わる代わる毎日通っていました。

私と同じ風呂なしアパートに住んでいる一人暮らし仲間と出くわすこともあり、
一緒にお風呂に入ったのも楽しい思い出です。

当時アルバイト先は池袋だったのですが、江古田から池袋は自転車で30分くらいで
行くことができるので、一人暮らしの身としては節約にもなるし、いい運動でした。